花馨で扱う茶葉について
花馨の花茶は、
「花が主役」でありながら、
どの茶葉を土台にするかで、香りの表情や余韻が大きく変わります。
同じ花でも、
・静かに寄り添うのか
・ふわりと広がるのか
・凛と輪郭を持つのか
茶葉は、その“空気”を決める存在です。
茶葉の選び方の考え方
花馨では、茶葉を
**「味のため」だけでなく「香りの居場所」**として考えています。
・最初に立ち上がる香り
・口に含んだときの重なり
・飲み終えたあとの余韻
その流れを整えるために、
花と相性のよい茶葉を選んでいます。
茶葉のラインナップと詳しい特徴
<ハーブベース>
カメリア(茶の木)を使わず、花やハーブのみで構成したベース。
香りが最もダイレクトに立ち上がり、花そのものの個性がはっきり感じられます。
軽やかで、飲むというより「香りを吸い込む」ような感覚。
・香り:非常にクリア
・味わい:ほぼ渋みなし
・カフェイン:なし
<ルイボス>
やさしい甘みと、ほのかな香ばしさを持つ赤いハーブ。
花の香りを包み込み、角を取ってくれるため、
「ぬくもり」「安心感」「夜の時間」に向いたベースです。
・香り:まろやか
・味わい:自然な甘み
・カフェイン:なし
<ほうじ茶>
焙煎による香ばしさが、花の香りに深みと落ち着きを与えます。
甘い花も、華やかな花も、どこか“和の余白”を感じる仕上がりに。
宵の時間や、食後にもおすすめです。
・香り:焙煎香+花
・味わい:軽やかで後味すっきり
・カフェイン:少なめ
<玄米茶>
焙煎した玄米の香ばしさと、緑茶のやさしい旨みをあわせ持つ茶葉。
花の香りに**「あたたかさ」「日常性」「ほっとする余白」**を添えてくれます。
甘い花ややわらかな花材と合わせると、
華やかさが強くなりすぎず、
どこか暮らしに溶け込む花茶に仕上がるのが特徴です。
派手さはないけれど、
香りの奥に静かな安心感が残り、
食後や夕方以降の時間にも向いています。
・香り:香ばしく、やさしい
・味わい:軽やかで丸みがある
・カフェイン:少なめ
<緑茶>
みずみずしい旨みと、澄んだ青みのある香り。
花の香りを引き立てつつ、全体をすっと整える役割を果たします。
軽やかで、日常に寄り添う花茶に。
・香り:爽やか
・味わい:旨みと清涼感
・カフェイン:あり(中程度)
<金萱烏龍茶>
台湾烏龍茶ならではの、ほのかな乳香とやわらかな甘み。
花の香りをふくらませ、立体的に広げてくれるベースです。
余韻が長く、贅沢感のある一杯に。
・香り:ミルキーで華やか
・味わい:なめらか
・カフェイン:あり(中程度)
<アールグレイ>
ベルガモットの柑橘香をまとった紅茶。
花と重ねることで、香りに陰影が生まれ、
少し大人びた、夜向きの表情になります。
・香り:柑橘+花
・味わい:コクがありつつ軽やか
・カフェイン:あり
<ディンブラ>
高地産紅茶らしい、澄んだ香りとキレのある飲み口。
花の香りをくっきりと際立たせたいときに向いています。
透明感のある仕上がり。
・香り:クリア
・味わい:軽快
・カフェイン:あり
<ニルギリ>
クセが少なく、香りを邪魔しにくい紅茶。
花の存在感を中心に組み立てたいときの、万能な土台です。
季節や花材を選ばず使えます。
・香り:穏やか
・味わい:すっきり
・カフェイン:あり
<ジャスミン茶>
茶葉にジャスミンの香りを重ねた中国茶。
花材と合わせることで、香りが溶け合い、
「一輪」ではなく「花束」のような印象に。
・香り:華やかで持続性あり
・味わい:軽やか
・カフェイン:あり
<龍井茶>
香ばしさと青みのある旨みを併せ持つ中国緑茶。
甘い花とも相性がよく、全体を凛と引き締めます。
落ち着いた余韻が特徴。
・香り:ナッツ感+青み
・味わい:上品
・カフェイン:あり
<白茶>
最小限の加工で作られる、非常に繊細なお茶。
花の香りを“透かす”ように受け止め、
静かで余白のある余韻を残します。
・香り:やわらか
・味わい:ほのかな甘み
・カフェイン:少なめ
茶葉カスタムについて
花馨では、花と香りのバランスを大切にしているため、
茶葉を変更した際、全体の調和を保つために
一部素材や配合を微調整することがあります。
苦手な素材や避けたい香りがある場合は、
ご注文時にお知らせください。
